現役小児科医ママがおすすめする、親子でHappyな育児法!

小児科医ママかつNICUonline管理者の育児、診療日記です

子供の頃の夢、大きくなったら何になりたい?大人になって社会に出たからこそ、やりたいことが見えてくる

成人の日のニュースの中で
若者の将来の夢の特集をしていた。
 
 
私は小児科医だから、3〜10歳の子に外来で時々
『大きくなったら何になるの?』
なんて聞いてみることがある。
 
7歳の我が娘は『ドーナツ屋さんになるの、ママ、買いに来てね。』
と答えていた。
 
小さい子供の頃は、
実際にその職業になれるのか?それが生計を立てる仕事として成り立つのか
なんて考えずに。
プロ野球選手とか、お花屋さんとか、
テレビで見れるものや、身近なものを純粋に選ぶもので、
それは微笑ましいし、裏もなく、そんな純粋な気持ちを表現できることを、羨ましくも思える。
 
もう少し大きくなって、中学生、高校生くらいになると
自分の能力とやれそうなことと、
そしてそれが、
可能かどうか、を無意識に考えて選ぶのかもしれない。
 
複雑化した社会の中で
自分の能力とやれそうなこと。
その選択が難しいために
具体的な職業や夢を語れる若者が減っているのだろうか?
夢がないと答えた若者も
何を夢にしていいのかわからないだけかもしれない
 
とくダネという朝の情報番組の中で、
会社員になるとか、公務員になる、とかそういう安定を求めるのは日本の社会としてどうなんろうと
二十歳の若者だからこそ、もっと夢を持って欲しいとキャスターが語っていたけれど、
夢と現実の違い
若者には、夢と現実の違いが
もう十分に見えてしまっているんだろうか?
それとも、まだ若いから、何を夢にしていいのか、わからないだけなのかもしれない
 
自分を振り返ると、
大人になって社会に出て、その後、親になってもう少し広い世界に出て
改めて視野が広くなったと思うし、
広くなった視野と、
少しは柔軟になった頭で考えると
 
何か、人の役に立つことをしたいと思うし、
私の知識と、頭の中で考えたことが
多くの思い悩む人の道しるべになったら、
どんなに幸せだろうとそう思った。
 
私は、親になったのと
小児科医としての知識を活かして
ネット社会で迷子になっている
育児に悩むお母さんたちを笑顔にする仕事がしたいと思って
新しいサイトを作ることに決めた。
 
そうだ。
40代になって初めて持ったこの夢を、
娘に教えてあげよう。
 
私はどうしてこの仕事をしているのか。
そして、自分が今やりたいことと、自分の夢はなんなのか。
 
#将来の夢 #大きくなったら何になる #将来就きたい職業 #親の夢を子供に教えてあげること
#成人の日 #文系理系の選択 

娘が池に落ちた真冬の日。

土日、近所で遊んでいた我が娘と息子
 
まだ小さい方の息子ならともかく
まさかの小学生の娘が池に落ちた。
 
小さい頃からよく遊んでたはずの池で
活発だから、いつ落ちてもおかしくなかった娘
それでも落ちずに小学生になったのに
なぜ、今?
 
なぜ、真冬に?
 
朝はうっすら氷の張っていた池に。。。
 
娘、、、『寒い。。。』
そりゃそうだ。
 
ここで、母は悩む
ビシャビシャの娘を連れ帰るのに、
コートを上から着せるか。
寒さを我慢させながら、家までダッシュするか。
 
3歳の弟を残してダッシュはできないし。
ビシャビシャの上からコートを着せたら、
コートの洗濯が終わるまで、外出できなくなるし。
 
でさ、靴はどうする?
 
 
すぐ大きくなるから、今履いている靴のサイズは1足しかないし
冬の厚手のコートだって、1着しかない。
 
もう、笑うしかない。
 
#子供 #池に落ちる #子供の着替え #池に落ちたらどうするか

小学校の旗振り当番とか、PTAとか地域とか、そういう感想

娘が公立の小学校に入学して
ついに私にも恐れていた旗振り当番が回ってきました
 
よく、通学路の交差点とかに保護者が立って、
横断中、とか書かれた旗を持って軽い交通整理をするやつです
 
 
よく考えると私が小学生だった30年以上前から
あった習慣です。
 
真冬だし、下の子はまだ小さいし、
仕事は遅刻だし
夫は泊まりの仕事でいないし
 
もーどうするんだ?
 
と、考えあぐねた末に
 
背中にホッカイロをたくさん貼って
下の子を捕まえながらやってみました。
 
この地域では
各学期の始まりの2週間ほど保護者が旗振り当番することになっています。
 
ってか、
普段、普通に小学校に行ける子供達なら、
旗振りいらないんじゃないか?とか
真冬に当番で
超さむいし、とか
学区の中でも家から近いところにして欲しいなぁと小さな文句も飲み込んで
 
色々思いましたが。
まずは経験です。
 
私の当たった場所は
東京都の主要幹線道路の交差点。
 
7時50分から旗振り開始です。
 
ノウハウもわからないまま、
信号が青になったら
旗を振って、渡っていく小学生たちに
おはようございまーす!って言ってみました。
 
学期の始まりの小学生は荷物が多く、
ランドセルの他に、絵の具セットとか、ピアニカとか
抱えながら、
知らない子でも
ほとんどが『おはようございます』と挨拶してくれました。
なんて子供は純粋なんだ!
と、ほっこりした気持ちになり
その中で、時々名前を知っている娘のクラスメートが通ったりすると
その登校を見守れることが、
なんだか嬉しい気持ちにもなりました。
 
さて。
旗振りの賛否ですが
ネットでも色々言われています。
仕事のある人もいれば、妊娠中の人や、シングルマザーの家庭、小さい子供がいる人もいて、
それぞれが大変な中、分担します。
小学生の通学には、現実的にはなくてもいいかもしれません。
 
でも、旗を振っている方も、きっと挨拶してくれた小学生たちも
通学を見守って、見守られて
悪い気はしないな。
と思いました。
 
もう少し、具体的に本当に児童の安全を考えるなら、
 
6車線もある、交通量の多い信号のある交差点では
流石に飛び出す生徒も
突っ込んでくる車も少ないだろうと思います。
 
もっと、
信号がなくて、でも車や自転車が行き交って
見通しが悪い通学路の交差点なんかの危ないポイントはたくさんあるわけで、
例えば、交通量が少し少なくて、歩行者や自転車が赤信号を無視しがちな交差点とか
そのようなポイントで
どういう風に交通安全を確かめたら良いのか、
親も子供も改めて勉強しながら旗振りをした方が
もっと現実的じゃないのかなと思いました。
 
7時50分から旗を振るために、
二人の子供をいつもより30分早く叩き起こし、
仕事の遅刻の連絡を入れ、
万全に備えましたが
 
やっぱり、普段と違う日常があると疲れますね。
 
下の子は『お手てが寒い寒い』と言って旗を持ってくれました。
 
 
#小学校 #旗振り当番 #PTA  #通学路の交差点 #交通安全
#小学生の通学路 

小児科医が我が子のオムツかぶれに実際にやってみた方法について〜オムツかぶれ その②

今日はオムツかぶれ実践編でいこうと思います。

 

1ヶ月健診で今までたくさんの新生児とママに

オムツかぶれの対応を語ってきましたが、

 

『経験』に勝るものはないと思ったので

ぜひ、皆さんにも読んで欲しいんです。

 

オムツかぶれの対応は本当に深くて

お薬を処方するだけのDrもいなくもないけれど、

その薬も、使い方次第で、

わが子のプルプルのお尻の具合が全く違うんです。

 

さて、基本対応をあげてみましょう

1:ウンチやオシッコをしたら、出来るだけすぐにオムツを替える

 (かぶれの原因となるウンチなどの成分と肌の接触時間を減らす)

2:お尻を拭くときは、おしりふきでこすってはいけない

 (こすると痛いし、皮膚、薄皮が剥がれやすくなり、かぶれが酷くなる)

3:可能ならぬるま湯でお尻を洗う

 (毎回、臀部浴するなんて、とても面倒だ)

4:完全にお尻の皮膚が乾燥してからオムツをしめる

 (湿気がオムツかぶれの悪化因子であるため)

5:薬を使う場合は、その使用法を確認する

 (後術するが、これが結構間違っている人が多い)

 

では、この基本対応に沿って

ママになった小児科医の私が

患者さんの立場に立ってやってみた方法と意見を述べてみます

 

1:ウンチやオシッコをしたら、出来るだけすぐにオムツを替える

 これ、すぐ変えてあげたいってのは本当によくわかるんだけど

 1日に10回以上おっぱいを飲む中で、

 おっぱいの前後にブリっとウンチがちびるから、オムツ変えて、

 時には飲んでる途中でブリッっとちびるから、替えるんだけど

 おっぱいを中断されたら、ベビーはギャン泣きになるし、

 かといって、おっぱい終わるまでお尻にウンチをつけておいたら、

 ますますかぶれそうだし、いつも、どっちが先かの天秤に悩んでいました。

 そして、この子は一体全体何枚のオムツを使うのか、

 ほんのちょっとしかウンチついてないオムツがもったいなくて、

 ウンチがついていない部分は再利用できないか?とか

 無駄な抵抗で、結局再利用なんてできなかったけど、

 いろんなことを悩んだ1ヶ月でした。

 

2:お尻を拭くときは、おしりふきでこすってはいけない

 押すようにふく。と習いましたが(そして外来でも時々言ってましたが)、

 押しただけじゃ、校門のヒダの隙間に入ったウンチは取れないし、

 陰嚢の袋についたウンチなんて、本当に取れない

 したたるほどびしょびしょに濡らしたコットンでお尻を流していました。

 

3:可能ならぬるま湯でお尻を洗う

 無理です。無理。腰も痛くなるし。

 というわけで、ウンチのついたオムツを引いて、お湯をコットンに染み込ませて流していました。

 時々、マヨネーズやケチャップの空き容器にぬるま湯を入れてお尻を洗う

 とかも、言われていますが、

 ウンチをして、かぶれが進行しないように一刻も早くオムツを変えたい時に

 空き容器にぬるま湯を入れるっていう手技をしている時間的余裕も、心の余裕もありませんでしたね。

 幸い、夏の子で、寒さとか気にしなくてよかったから、真冬の子は大変だろうなと想像します。

 

4:完全にお尻の皮膚が乾燥してからオムツをしめる

 これ、外来で話したら、毎回、お尻をドライヤーで乾燥させるってママに出会い、

 ちょっとそれは極端で、なんとなく好ましくはないので、

 可能なら、自然乾燥でさらっとするまでオムツフリーで待ちたいところですが、

 せっかちな私はその数分が待てず

 コットンで洗ったお尻をティッシュオフして感想としておりました。

 

5:薬を使う場合は、その使用法を確認する

 これ、外来の患者さんで、うまく使っている人がどれくらいいるんでしょう。

 オムツかぶれによく出される薬は

 大きく分けて

  サトウザルべ、亜鉛華単軟膏ってな白い石膏のような薬

  アズノールなどの非ステロイド系消炎剤

  ワセリンなどの保護剤、保湿剤

  ステロイド

  抗真菌剤

があります。ステロイドや抗真菌剤以外、

オムツを替えるたびに使っていいもので、だから1日に20回とか塗ってもいいんです。

特にサトウザルべや亜鉛華単軟膏は『たっぷり分厚く塗る』ってのが基本なのですが、

患者さんは

薬はできるだけ使いたくないという心情が働くのか、ほんの少量を薄くのばす

ってなやり方をする人が多く、

基本、足りないんです。

 

つまり、ウンチやオシッコから、皮膚をガードする意味で、

たっぷり何回も使う

という基本を、

処方した医師からまたは、薬をもらう際に薬剤師から聞いていないと

なかなか良くならない、ってなことに陥ります。

 

私もこの上から3つの薬を

四苦八苦して使ってみましたが、

ウンチパワーには勝てず

薬を塗った直後にブリっとされて、

もう一度薬を拭き取ったりすると、

オムツかぶれの基本の拭き取っちゃいけない、押さえるように拭くってのに反するし

なんて、

追いかけっこしていました。

 

そんな、なんだかんだ言いながら、

お尻がかぶれているから、どこにもいけない。。。

なんて

思いながら、

2ヶ月になる前には

無事、ウンチの回数が減ってきたってわけです。

 

最後に

 

赤ちゃんのウンチはどうやらカラスの大好物のようで

うちのゴミ捨て場にはなんどもカラスがやってきて、

ゴミ捨てネットの間から

何度もゴミをぶちまけられそうになりました。

 

新生児を片手に、

ビニール傘を反対側の手に持って、

何度 カラスを追い払ったことか。。。

 

 

#オムツかぶれ #オムツかぶれの薬 #赤ちゃんのオムツ #亜鉛華単軟膏

#サトウザルべ #アズノール #ステロイド #ウンチの回数

オムツかぶれとオムツ代の天秤、お尻かぶれはどうやったら治るのか?その①

新生児期の悩みのベスト10に確実に入ってくるものの一つに
『オムツかぶれ』がある
 
1ヶ月健診をしていても、オムツかぶれの子供はとても多い。
 
赤ちゃんはウンチやおしっこの回数が多いから、
お尻にウンチがついた状態が続くと
お尻がかぶれる
という仕組みだ
 
だから、
『おむつかぶれ』の対応の基本は
オムツはウンチやオシッコをしたら
すぐに変えましょう!
というのが
基本中の基本である
 
とは言っても、赤ちゃんは授乳のたびにちょこちょこウンチをする子も多くて
授乳の合間にも、少しだけチビってしまう子も多くって
とすると、それを全部すぐに変えていたら
一体全体一日に何枚のオムツを消費するのか?と
 
途方に暮れる
 
1日のオムツの枚数が20枚超え、30枚なんてこともなくはない
 
使い捨ての紙オムツが主流のこのご時世
新生児用のオムツは
今、検索サイトで最安値を見てみても、1枚あたり12円するので、
1日に20枚使われたら、1日240円、1ヶ月で7200円
1パック80〜90枚入っているオムツを週に2パックは使うことになる。
 
なんとお金がかかる
そして、オムツ全体が真っ白い中、
ほんの少しウンチがついただけのオムツを捨てるのは
なんだか、もったいない気持ちにもなる
 
ゴミ箱だってすぐにいっぱいだ
 
我が息子も1日20回越えのウンチちびりの中、
たくさんのオムツを消費したし、
なんだかオムツがもったいなくて、
お尻が当たる部分にティッシュや生理用ナプキンの小さいやつを挟んでみたり
など、いろいろ工夫してみたけれど
結局お尻はどんどん真っ赤になってしまい
 
オムツ代えとの戦いが2ヶ月弱は続いた気がする。
 
さて、
ここで小児科医の観点から伝えたい。
 
新生児期はウンチやおしっこの回数が多い
 →これは減らせない
特に母乳優位だと、ウンチは優に15回から30回のちびりとなる
 →これがオムツかぶれの原因
 
でも
ダイレクトにオムツかぶれの原因となるウンチの回数は
早い子は生後1ヶ月を超えたくらいで、回数がぐっと減ってくる
遅くても生後2ヶ月で10回ウンチをしている子はあまりいない。
 
そう、1ヶ月健診を過ぎたあたりから、
ウンチの回数が1日に1回になってくる子が多いんだ
 
始まったばかりの育児で
初めてのオムツ代えで、
こんなにもオムツが大量に消費されると、トイレで用を足せるようになるまで
こんなにもオムツ代がかかるのか?という錯覚にとらわれることもあるけれど
 
このオムツ大量時代は
生後1ヶ月程度のことだと考えてもらえれば、
 
お尻が痛い我が子をオムツ代のために我慢させるか
1ヶ月くらいなんとかやりくりして我が子のお尻を快適にさせてあげて欲しいな
なんて
思うんだ
 
その②へ続く
 
#オムツかぶれ #お尻かぶれ #オムツ代 #新生児 #1ヶ月健診 #赤ちゃんのお尻 #赤ちゃんのオムツ

赤ちゃんの1ヶ月健診って何するの?小児科医は何を診て、見ているのか。

小児科医になりたての頃、
乳児健診は一番難しい仕事と習った。
 
普通の外来は、どこか具合が悪くて来院するから、
悪いところがわかりやすいけれど
 
健診は基本健康な子供たちの中から、
異常を見つけなくちゃいけなくて、
赤ちゃんの方も、
『ボクはここが変だよ』なんて教えてはくれないから
家族がそれに気がついていない場合は、
とても難しいことだと
習った。
 
そして、1ヶ月健診で一番大切なのは
赤ちゃんを産んで1ヶ月頑張ってきたお母さんを
『お母さん、よくがんばったね』
とか
『お子さんは(お母さんのおかげで)順調ですよ』
とか、
お母さんの1ヶ月の頑張りを讃えてあげることだ
と教えられた。
 
確かに、産んでから1ヶ月、
ほとんどの新米ママは
まともに寝れないし
おっぱいやオムツやで赤ちゃんに24時間かかりっきりだし、
自分のことは二の次で
どこにも外出することなく過ごしている人がほとんどで
 
1ヶ月健診は、出産の後、久しぶりに、実に1ヶ月ぶりにお化粧して外出する、
って人も多いから
この1ヶ月の自分の新米ママとしての頑張りを、
医者に評価されるようで
とても緊張するらしい。
 
だから、小児科医は、その頑張りを否定するような言葉を気軽に言ってはいけないし、
これからも子育てをがんばってもらえるように、認めてあげることが
母として1歩を踏み出すために大事なんだと。
 
その上で、
私たちは
心雑音がないかな?とか
赤ちゃんの股関節大丈夫かな?とか
嘔吐や白色便がもたらす重大な病気が隠れてないかな?と
1ヶ月で見逃してはいけない稀な病気を
スクリーニングする。
 
一方で
お母さんが愛着を持って赤ちゃんに接してるかとか
そういう一面も見ていて
 
赤ちゃんが健康か、そうでないか?
の合格通知ではなくて
この先のその子とその家族の長い人生が
うまく進むように
見守る第一歩であってほしいなと
 
今日もそう思うんだ。
 
#1ヶ月健診 #小児科 #赤ちゃん #健診 #母乳 #オムツ

妊娠のカミングアウト?妊婦オーラ全開タイプと不安で公表できないタイプまで

妊婦さんを見かけると、うらやましいなぁと思ってしまうのは
 
妊活中でなかなか恵まれないからだろうか?
それとも
妊娠中の幸せなあの時期を思い出すからだろうか?
それとも
単純に未来ある子供がもうすぐ誕生するという人間という動物の本能だろうか?
 
最初の妊娠から気になっていたけれど
妊娠を公表する女性の思いにもいろんなパターンがある
勝手な私分類をしてみよう
 
『妊娠High』タイプ
妊娠が嬉しすぎて幸せすぎて、その幸福をもう周りに黙っていられない状態。
そう、妊娠検査薬で陽性が出たら、もうルンルンで周りに言いふらしてしまう。
時にこのタイプは、周りの状況が見えなくなってしまうリスクあり。
 
『不安先行』タイプ
流産などを経験したりすると、妊娠が順調に進むか不安でならなくて
周りに公表できないタイプ
安定期に入るとようやく公表パターンが多い。
 
『高齢出産』タイプ
現代では第一子をもうける女性の年齢は年々高くなっているけれど、
周りのママたちより明らかに年上だったりすると、それが劣等感になって言えないタイプ
周りの若者は自分の妊娠に必死で、他のママのことを気にかける余裕はない場合が多いから、堂々としててほしい。
 
ここでは、『妊娠High』タイプは置いといて
不安タイプ、高齢出産タイプを掘り下げてみようと思う。
 
流産や死産を経験していたりすると
幸せであるはずの妊娠生活が一転、また同じことが起きるんじゃないかと
不安でならなくなる
 
私自身ももう一人子供が欲しい
ただ、頭で考えれば、私の年齢での妊娠率や、流産の確率や、原因や、数字でわかってはいるのに
実際に流産したりするとその後は、全くうまくいく気がしない心情になる。
 
上の子を死産した後、次の子を早産で出産して
私の外来に通うママは、
その子がすでに小学生になって、元気に友達と遊びまわっているのに、それでもまだ心配で心配で病気になりそうだと言っていた。
 
不妊治療によって恵まれたお友達が、
安定期なんて、産むまで来なかった、ずっと不安だったと言った言葉が忘れられない。
 
切迫早産で安静と言われた時も、幸せな妊娠生活が一転、
私の全神経はお腹に集中し、些細な変化もこのまま早産で赤ちゃんが出ちゃうんじゃないかとドキドキして過ごすことになったし、トイレすら行くのが怖かった。
 
高齢妊娠になると、流産率も赤ちゃんの染色体異常の確率が上がる。
それ以外にも
体力は明らかに若い子より劣るし、母乳が軌道に乗るまでにも時間がかかる。
出産、育児は体力勝負のところがあるから、
どうしたって若い子が有利な気がしてしまう。
 
私なりに思う高齢出産ママの特徴は
人生経験が豊富な分、子供に対して、丁寧な思い入れがあって
でも、子供は思う通りにはいかないから、
そのギャップと体力面でキツイように思われる。
 
40代半ばで第1子を産んだ先輩ママが、若い助産師さんの指導の言葉がキツくて辛かったと言っていた。
そう、若者に何も言えなくて、気持ちを飲み込んでしまうママもたくさんいるんだと思った。
 
子供という宝物を目の前にして、不安で過ごすなんてもったいない。
 
私の目標は
世の中のママたちがHappyに過ごすことだから、
だから、不安や心配の気持ちが大きいママで妊娠生活を送っているママがいることを
ほってはおけないし、そのために何ができるのか
 
今必死で考えている。
 
 
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