小児科医ママの育児、子供、診療

小児科医ママかつNICUonline管理者の育児、診療日記です

あれこれ言ってくるおばあちゃん

外来に来た、ハイハイをしない10ヶ月の子。

 

小児科医としては、
確かに粗大運動の発達は若干遅いけれど、毎月診察しているその子は
特に問題がなく、ゆっくりなのがその子のペースなのがわかる。
お母さんとの信頼関係も良好で、理解は良い。

 

その子はいつも、お母さんと、おじいちゃんおばあちゃんと一緒に来院する。
待合室ではその子の周りには一緒に育児に加わるジジババの愛情が満ち溢れている。
聞くと、帰宅すると、ひいおばあちゃんも同居で、80代のひいおばあちゃんも抱っこしたりなんだり、育児参加しているという。

 

なんと微笑ましい。

 

一人の赤ちゃんが家族みんなに幸せを振りまいて、
愛されて、育っている。

 

ひいばあちゃんとしては現代の育児グッズや育児の方法に言いたいことがたくさんあるようで、
ハイハイをしないと腕の弱い子になる!(そんなことはないんだけど)
と、ひいばあちゃんなりの理屈を言うようだ。
一方で、若いお母さんは、スマホで調べた今時のやり方でなんでもやっていきたいんだと思う。

 

そんなやり取りは、病院ですることでもないんだろうけど、
見ていてとても微笑ましい。

 

でもね、お母さん。
今、健診で子供が問題ないと言われたとか、どうとか、最新の育児がどうとか、そう言うことより、
80年以上の人生の蓄積を超えるものなんて、どこにも絶対にないから、
おばあちゃんの生きてきた重みと経験を尊重して、
そうですねって育児への意見は取り入れてあげたほうが、
色々うまく行くと思うんです。

 

 

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