現役小児科医ママがおすすめする、親子でHappyな育児法!

小児科医ママかつNICUonline管理者の育児、診療日記です

子供が欲しい理由

ずっと不妊治療をしていると
不妊治療仲間ができる
 
仲間は、
お互いの治療の進展を話し、
その精神的苦労をねぎらう
 
子供が欲しいと思う夫婦の気持ちは
子孫を残したいという半ば本能であっておかしくないんだけど
 
どうして、こんなにも子供を産み育てることに固執するのかと
時々、考えてみたりもする。
 
私は
両親もいて、友達もいて、
ごく一般的な家庭で育ったのに
なぜか、ずっと孤独と寂しさにつきまとわれていた。
結婚しても
子供を産んでも、
どうしてか、その孤独からは解放されずにいて、
その理由は、今、親になって振り返ると
幼い頃に、うまく母親に甘えることができずに大人になったからではないかと思ったりもする。
 
子供を作ると
まるで、自分の人生を我が子の人生にすり替えて、
やり直しているかのような気分になって
自分の今を生きることを棚に上げることができるような気分になる。
 
自分の命よりも大切な存在ができるということは、
自分を忘れて、子供が全てになることができる。
 
自分の人生への責任を
子育てすることで、すり替えることができるような気分になる。
 
私は、それでいいのかな。
確かに、自分が犠牲になって、子供が優先なことが多いけれど。
人生全てが子供に捧げてしまったら、
それは、親としても一人の人間としても美しくない。
 
私は、子供に尊敬されるような親でいなくてはいけないし
そのためには、私の全てが我が子ではなく
自分自身の人生にもある程度責任を持たなきゃなということなんだと思う。
 
そうだよ。
今気づいてよかった。
 
#子供が欲しい理由 #不妊治療 #不妊治療仲間 #親に甘える事は大切
#子供にすり替える #子供に押し付ける
#子供が全て #子供に尊敬される親 #自分の人生に責任を持つ