ストローやマグの練習はいつから、どうしたらいいですか?
久しぶりに、◯イザラスとか、赤ちゃん◯舗とかそういう大規模赤ちゃん洋品店に行ったら
子供連れのお客さんでごった返していて、
まず目に入ったのは、虫かごや、水遊びグッズのいかにも夏らしいコーナー
その先で、某ミルク会社の方が試供品を配っていた。
私はIBCLCという母乳推進の活動をしているので、
販売店と協力してタダでもらえる試供品でミルクへの心をつかもうというミルク会社の裏の戦略をここで目の当たりにして『おおお』とか思うんだけど、
今日はその話ではない。
ミルクグッズの先に見えたのは、
いわゆる『マグ』などの携帯型トレーニングカップのコーナー
いわゆる、こんな形で、持ち手がついてて、飲み口がストローだったり、
吸い口になっていたり、いろんなタイプがある。
とても可愛らしくて、便利そうで
私も上の子の時にほとんど使わなかったくせに、
懲りずに下の子の時も購入した。
フードコートの赤ちゃん連れのママたちは、
こういう飲み物容器を持ってる人がたくさんいて、
とても魅力的に感じた。
私の正直な感想は
パッキンやストローなど、毎回取り外して洗うのが面倒。
細かい部分まできちんと洗わなければ清潔は保てないので、私みたいなズボラな人には
紙パック麦茶の方がずっと清潔、なんて思ってしまった。
赤ちゃん単独の飲み物を運ぶため、その分、荷物が重くなるし、荷物が増える。
というわけで、
下の子の時もやっぱりほとんど使わないで終わった。
小児科医的に考察すると、
この手の飲み物容器は必須ではない。
健診の際に、『ストローやマグの練習はいつから、どうしたらいいですか?』
なんて質問を受けるけど、
答えは一つ、『練習は必要ありません』
赤ちゃんは新生児期から、コップから哺乳することが可能なので、
カップを持って外出する月齢で、保護者が慣れてくれば
実はペットボトルからの飲水もできる。
健康な子供であれば、
ストローの練習をしてないからストローが飲めませんってのは通常ない。
でも、こうやって、理屈をこねても体験を通しても
あの手の可愛らしい容器が欲しいなーと思ってしまう私だから、
この商業戦略はすごいもんだなと
密かに納得させられた。
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