現役小児科医ママがおすすめする、親子でHappyな育児法!

小児科医ママかつNICUonline管理者の育児、診療日記です

水着モデル、授乳しながらランウェイ

朝のテレビでこんなニュースを耳にして
ちょっと紹介したいと思った
 
 
これに対して、
人は快の感情も、不快な感情も持ち合わせる両者がいて当然だから、
もちろん、賛否両論あってもおかしくないけれど、
母が子供に授乳すること
子供が母の母乳を飲むことを、
このニュースをきっかけに、
様々な立場の人がそれを振り返るには
それなりに影響力のあるいいことだったと思う
 
かと言って、今の日本で、一般の道路で歩きながら授乳するかと言ったら、普通はしないし、どこでもかしこでも授乳を堂々とするかと言ったら、多くの人は普通はしない。
人の差こそあれ、周りの目をある程度は気にして、
授乳ケープを使ったり、授乳室を使ったり、影に隠れて見たり、それとも堂々としていたり、人それぞれではある
通常、明らかに授乳にふさわしく無い環境では、授乳できる環境に移動するのが当たり前のように思う。
 
日本の現代に焦点を当ててみよう
授乳中の女性が、
このモデルさんのように仕事を持っていながらも、母乳育児を続けたいと願えば、
仕事の合間に授乳するなり、搾乳するなり、いくらでも工夫ができる
例えば、このモデルさんだって、自分の出番はある程度予測されたことなので、
出番の前まで、授乳しておく、出番が終わったら、すぐに授乳するなどの工夫はできたはずなのだ。
子供を連れてくるのにふさわしい場とふさわしくない場というのは社会には当然ある。
例えば仕事が変わって、クライアントとの大事な商談の最中に授乳していたら、
商談が成立しないであろうし、仕事に不利益となることは通常の働く女性はしないはずだ。
 
彼女があえて、ランウェイで授乳するという選択を選んだことは
モデルという仕事が
相手に自分を見せることに焦点が当たる仕事で
自分の授乳する姿が多くの人に影響を与えるという事実を知っていた上で、
彼女の本当のメッセージが隠れていると思えて、
 
だから、彼女の勇気を讃えたいと思う。
 
ラクテーションコンサルタントという母乳推進の立場から、
母が授乳する権利と
児が食事として授乳する権利を
多くの人が考えてくれるのだとしたら、それはとてもいいことだなと思う。
 
 
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