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小児科医ママかつNICUonline管理者の育児、診療日記です

小学校の旗振り当番とか、PTAとか地域とか、そういう感想

娘が公立の小学校に入学して
ついに私にも恐れていた旗振り当番が回ってきました
 
よく、通学路の交差点とかに保護者が立って、
横断中、とか書かれた旗を持って軽い交通整理をするやつです
 
 
よく考えると私が小学生だった30年以上前から
あった習慣です。
 
真冬だし、下の子はまだ小さいし、
仕事は遅刻だし
夫は泊まりの仕事でいないし
 
もーどうするんだ?
 
と、考えあぐねた末に
 
背中にホッカイロをたくさん貼って
下の子を捕まえながらやってみました。
 
この地域では
各学期の始まりの2週間ほど保護者が旗振り当番することになっています。
 
ってか、
普段、普通に小学校に行ける子供達なら、
旗振りいらないんじゃないか?とか
真冬に当番で
超さむいし、とか
学区の中でも家から近いところにして欲しいなぁと小さな文句も飲み込んで
 
色々思いましたが。
まずは経験です。
 
私の当たった場所は
東京都の主要幹線道路の交差点。
 
7時50分から旗振り開始です。
 
ノウハウもわからないまま、
信号が青になったら
旗を振って、渡っていく小学生たちに
おはようございまーす!って言ってみました。
 
学期の始まりの小学生は荷物が多く、
ランドセルの他に、絵の具セットとか、ピアニカとか
抱えながら、
知らない子でも
ほとんどが『おはようございます』と挨拶してくれました。
なんて子供は純粋なんだ!
と、ほっこりした気持ちになり
その中で、時々名前を知っている娘のクラスメートが通ったりすると
その登校を見守れることが、
なんだか嬉しい気持ちにもなりました。
 
さて。
旗振りの賛否ですが
ネットでも色々言われています。
仕事のある人もいれば、妊娠中の人や、シングルマザーの家庭、小さい子供がいる人もいて、
それぞれが大変な中、分担します。
小学生の通学には、現実的にはなくてもいいかもしれません。
 
でも、旗を振っている方も、きっと挨拶してくれた小学生たちも
通学を見守って、見守られて
悪い気はしないな。
と思いました。
 
もう少し、具体的に本当に児童の安全を考えるなら、
 
6車線もある、交通量の多い信号のある交差点では
流石に飛び出す生徒も
突っ込んでくる車も少ないだろうと思います。
 
もっと、
信号がなくて、でも車や自転車が行き交って
見通しが悪い通学路の交差点なんかの危ないポイントはたくさんあるわけで、
例えば、交通量が少し少なくて、歩行者や自転車が赤信号を無視しがちな交差点とか
そのようなポイントで
どういう風に交通安全を確かめたら良いのか、
親も子供も改めて勉強しながら旗振りをした方が
もっと現実的じゃないのかなと思いました。
 
7時50分から旗を振るために、
二人の子供をいつもより30分早く叩き起こし、
仕事の遅刻の連絡を入れ、
万全に備えましたが
 
やっぱり、普段と違う日常があると疲れますね。
 
下の子は『お手てが寒い寒い』と言って旗を持ってくれました。
 
 
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