現役小児科医ママがおすすめする、親子でHappyな育児法!

小児科医ママかつNICUonline管理者の育児、診療日記です

バレンタインとチョコと鼻血

2歳の息子はとてもイケメンで

親バカなママはメロメロである。

 

6歳の娘も2歳のイケメン弟にメロメロで

バレンタインには大好きな弟にチョコをあげていた。

 

2歳のイケメンは、お姉ちゃんのチョコと、パパとママが職場からもらってきた義理チョコをたくさん食べて、口の周りをチョコ色にしながら嬉しそうにしていた。

 

しばらくして、

「これ何〜?」と2歳が言うので、

振り返ると

お洋服のお腹のあたりにポタポタ垂れてる真っ赤な血液を不思議そうに眺めていた。

 

あ、鼻血?

チョコの食べ過ぎ?

 

本当にチョコの食べ過ぎで鼻血って出るのね。

 

 

#バレンタインデー #チョコ #イケメン #息子はイケメン

#親バカ #姉バカ #チョコの食べ過ぎ #鼻血 

我が子の水疱瘡の経過

4日前に背中に一粒
ニキビのようなものができていた。


なんだろう?
冬なのに虫刺され?
にしては変だな。
と思ったけど、
小さな一粒だし、特に気にもならなかった。

 

それから4日経った昨日、
保育園のクラスで10人中3人水疱瘡になったという情報が流れて来た。
みんな予防接種してるから、軽いんですよね〜なんて前置きつきで。

 

ん?
あの一粒。。。

 

帰ってからよーく見て見ると、
その一粒は痂皮化している。
もはや、水疱瘡にしか見えない。

 

姉も含めて子供達の全身チェックをして見たけれど、
その一粒以外に
怪しいヤツはいなかった。

 

痂皮化しているってことは
登園オッケーなわけで

知らないうちに
かかって治ってたってことで

 

まあ、黙っておこう。かな。

 

 

水疱瘡 #水痘 #水痘ワクチン #予防接種してると軽く済む

#一粒でも水疱瘡 #痂皮化したら登校オッケー 

男性のつわり

妻のつわりがうつったようになってしまう病気のようです。

 

Couvade syndrome(クーバード症候群)と言う病名がついています。

妻がつわりで苦しんでいる姿を見ると、夫の具合が悪くなってしまいます。

家族を支えるプレッシャー、父親になることへのプレッシャーを強く感じる責任感の強い人や

妻のつわりをとても心配する優しい気持ちが症状を引き起こすようです。

 

実際に後輩の男性がそんな風になって

愛妻弁当ですら、喉を通らないなんてこともありました。

 

へー、色々あるんだねって感じです。

 

私は二人目の出産の陣痛中に

立ち会った上の4歳の娘が、一緒に擬似陣痛が来ちゃったようで

お腹痛くなっちゃったと言って、私のLDRのベットに横になってきました。

 

 

Pub Medより

Couvade syndrome among Polish expectant fathers.

Med Sci Monit.2013 Feb 21;19:132-8. doi: 10.12659/MSM.883791.

 

#男のつわり #夫のつわり #つわりがうつる #つわりの伝染 

#優しい男性 #擬似陣痛が来た兄弟 #擬似つわり #擬似陣痛

#Couvade syndrome #クーバード症候群 

2歳の雪の反応

東京は大雪。

2歳児にはほぼ初めての大雪。
保育園から一歩出た途端、真っ白な風景にまずはフリーズ。

次は、私にしがみついて雪を怖がる。

そのうち、はしゃぐお姉ちゃんに吊られて
膝上まである雪の中に薄いズボンとフツーのスニーカーのまま飛び込んでいくから犬みたい。

白いお砂、白いお砂!
まだ遊ぶ。
と言って楽しそうにしていた。

お家に入って、急に凍えた指先を温めると痛い痛い。

お手手、痛い。お手手痛い。って泣いていたけど、

どれも微笑ましい初めての経験。

 

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#雪は白いお砂 #雪でテンション上がる

病院のかかり方、診たい患者さんと診たくない患者さん

患者さんも医者も人間なので
ある程度相性がある。

その中でも、
その受診の仕方じゃ、こっちだって診たくなくなるよ〜って方が時々いる

先日来院した原因不明の発達障害の5歳
児の日常生活がうまくいくように、療育センターの手配、保健師訪問のなど、
手配をしたところだけど

療育は嫌だと涙されていたお母様がいた

よくよく話を聞くと、
療育の担当者はチャラいから信頼できない
と外見から受け入れられない様子で、
療育の児童精神の先生には、
自分の子供のできないところばかり強調されて、
ひどい言い方をされたとのこと

うーん。

私はよくよく話を聞いた。
よくよく話を聞いたんだ。
でも
お母さん、
正直、あー言えばこー言うタイプ。
こちらが良かれと思って提案する内容に
ハナっから、受け付けないのか
そりゃまぁ、こちらを責めるような文句が多い。

こっちだって、
そんな言い方されたら、
一生懸命診てあげようという気を削がれるよ。
という気にさせる。

つまり、
我が子に突きつけられた明らかな『障害や遅れ』の事実の需要が
まだできなくて
どこかで否定したい思いが
医療サイドへの反感に変化して
ぶつかってくるんだと思う。

でもさ、お母さん。
それってどうにもできないんだよ。
特効薬のない事実もあるんだよ。

家族や病院、サポートする地域、みんなで乗り越える問題なんだけど。

周りに
助けてあげよう
という気を削ぐような態度だと
前には進まないんだ。

どうやってそれを伝えたらいいのか
私には
まだ分からなくて

話を聞くだけだったんだ。

 

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#あー言えばこー言う #話を聞いてあげよう #事実が受け入れられない 

病院のかかり方、どうしたいのか分からない患者さん

うつ病の知り合いから医師として相談を受けた。
というか、文句を聞いた。

今通っている病院で、
あまりウツが良くならないから
他の病院を受診してみようと思って、
とある大きな病院に行ったんだと。

僕は初めてその病院に行ったのに、
長い待ち時間の上で
先生は
対して話も聞かずに
前の病院の薬を出して、いつもの病院に行けというんだよ。

と怒っていた。

よく聞いてみた。
どうやって初診にかかったのか
よく聞いてみた。
それが、先生に伝わったのか。
現在の治療のセカンドオピニオンを求めて受診したのか
または、いつものかかりつけ病院が休みだから今日だけここを受診したのか
今の病院をやめて次から、この病院にかかりたくて受診したのか
何を求めて受診したのか
伝わったか聞いてみた

ただ受診するだけでは思いが伝わらないこともある。

忙しい外来の中で、
初診でポーンと入ってきたであろう私の知り合いは
受診の意向が伝わらなければ、
急ぎとか急変とかでなければ
とりあえずの繋ぎの薬を出すから
次回、いつもの先生にゆっくり診てもらってねってなっても
おかしくはない

どうして自分がここにきたか
何を求めてここにきたか、
言わなきゃ伝わらない。

以上は精神科の患者さんの一例。

私の患者さんたちは
小児だから自分じゃ言えない。
私も子供を育てる親だから
伝えきれない母心は、ある程度想像できるけど
でも
本当に抱えている思いは
しっかり言葉にしないと
伝わらないんだと思って

診療は難しいなと思った。

 

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お腹が痛いは=抱っこして

小児科学的には
小児の『痛い』の訴えが正確になるのは5歳以上だと習った。

 

どういうことかっていうと、
5歳未満の子が頭が痛いと言っても、
本当に痛いのはお腹だったり、
お腹痛いと言っても、お腹が具合が悪いわけじゃ無い可能性があるということで
正確に自分の症状を伝えられるようになるのが
5歳以上って意味。

 

このところ、風邪も治ったはずの2歳の息子の抱っこ抱っこ要求が激しく
抱っこ抱っこ言われても、重くて早々ずっとは抱っこできず
泣いてても無理やり歩かせていると
盛んに『お腹痛い』と言うようになった。

 

初めは心配してどこが痛いの?
大丈夫?と優しくしていたけど
どうやら、『お腹痛い』と言えば、ママが心配して抱っこしてくれると
学んだようだ。

 

ものすごい嬉しそうに、ここ、ここが痛いとお腹を指差す。

 

ものすごい嬉しそうに、抱っこのポーズをする。

 

絶対、痛いわけじゃ無い!!!

 

そんなに抱っこして欲しいのか。
重くて腕が折れそう。と思うけど


まぁ、仕方ないのかな。

 

 

 

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