現役小児科医ママがおすすめする、親子でHappyな育児法!

小児科医ママかつNICUonline管理者の育児、診療日記です

2019-01-01から1ヶ月間の記事一覧

先の見通しの重要性 人は先が見えないとマイナス思考になる いつ退院できるの?は母を苦しめる呪いの言葉

ゴールが見えないと不安になる というのは、 とても当たり前のことのように思えるけれど その当たり前が あまりにも身近で達成できていないことに気がついた。 子供が長く入院しているお母さんは 『いつ退院できるの?』 とおじいちゃんおばあちゃんや、友達…

お母さんが心配性だと子供はどう育つのか 分離不安症のちょっと変わった形について

その5歳のお嬢さんは、 ちょっと早産だったから、私の発達外来に通うようになりましたが、 元気に楽しく幼稚園に通う全く問題のない子だと思います。 その子のお母さんは もともと心配性の性格のお母さんだったらしいんです。 さらに、 妊娠6ヶ月くらいの頃…

副校長先生と、副神様

娘が突然 『学校には校長先生がいて、二番目に偉い人は副校長先生でしょ? じゃあ、 神様にも、副神様っていないのかな?』 と言い出した。 なんとも 素敵な発想だと思う。 副校長先生、昔は教頭先生って言ったかなぁ。 まあ、確かに、二番目に偉い人って小…

いい小児科を見つける秘訣。自分の子供のことだから、お母さんが自分で選ぼう。

すごく極端な話で 独断と偏見が混ざるかもしれません。 1歳6ヶ月の集団乳児健診で 発達障害を疑われた患者さん(お母さんと子供)が 私の外来を受診しました。 私はそんな時、乳児健診で異常を指摘されたお母さんに お母さんの気持ちを聞くようにしています…

子供の頃の夢、大きくなったら何になりたい?大人になって社会に出たからこそ、やりたいことが見えてくる

成人の日のニュースの中で 若者の将来の夢の特集をしていた。 私は小児科医だから、3〜10歳の子に外来で時々 『大きくなったら何になるの?』 なんて聞いてみることがある。 7歳の我が娘は『ドーナツ屋さんになるの、ママ、買いに来てね。』 と答えていた。 …

娘が池に落ちた真冬の日。

土日、近所で遊んでいた我が娘と息子 まだ小さい方の息子ならともかく まさかの小学生の娘が池に落ちた。 小さい頃からよく遊んでたはずの池で 活発だから、いつ落ちてもおかしくなかった娘 それでも落ちずに小学生になったのに なぜ、今? なぜ、真冬に? …

小学校の旗振り当番とか、PTAとか地域とか、そういう感想

娘が公立の小学校に入学して ついに私にも恐れていた旗振り当番が回ってきました よく、通学路の交差点とかに保護者が立って、 横断中、とか書かれた旗を持って軽い交通整理をするやつです よく考えると私が小学生だった30年以上前から あった習慣です。 真…

小児科医が我が子のオムツかぶれに実際にやってみた方法について〜オムツかぶれ その②

今日はオムツかぶれ実践編でいこうと思います。 1ヶ月健診で今までたくさんの新生児とママに オムツかぶれの対応を語ってきましたが、 『経験』に勝るものはないと思ったので ぜひ、皆さんにも読んで欲しいんです。 オムツかぶれの対応は本当に深くて お薬…

オムツかぶれとオムツ代の天秤、お尻かぶれはどうやったら治るのか?その①

新生児期の悩みのベスト10に確実に入ってくるものの一つに 『オムツかぶれ』がある 1ヶ月健診をしていても、オムツかぶれの子供はとても多い。 赤ちゃんはウンチやおしっこの回数が多いから、 お尻にウンチがついた状態が続くと お尻がかぶれる という仕組…

赤ちゃんの1ヶ月健診って何するの?小児科医は何を診て、見ているのか。

小児科医になりたての頃、 乳児健診は一番難しい仕事と習った。 普通の外来は、どこか具合が悪くて来院するから、 悪いところがわかりやすいけれど 健診は基本健康な子供たちの中から、 異常を見つけなくちゃいけなくて、 赤ちゃんの方も、 『ボクはここが変…

妊娠のカミングアウト?妊婦オーラ全開タイプと不安で公表できないタイプまで

妊婦さんを見かけると、うらやましいなぁと思ってしまうのは 妊活中でなかなか恵まれないからだろうか? それとも 妊娠中の幸せなあの時期を思い出すからだろうか? それとも 単純に未来ある子供がもうすぐ誕生するという人間という動物の本能だろうか? 最…

新生児期の体重計、赤ちゃんの体重の増えが気になるママへ

母乳の分泌が少なめだったり 足りないとか言われたりすると ママたちは赤ちゃんの体重増加がとても気になるだろう。 私自身、子供がたくさんいる病院に勤めているから 赤ちゃんの体重は毎日計るのが当たり前で 退院してフリーになった時に 我が子の体重がち…