ママ女医二人の日記

ママ女医二人が、日々の気づき(医学・子育て・趣味 etc)をアップします

国際認定ラクテーションコンサルタント(IBCLC)

私は小児科医であり、新生児科医であり、ラクテーションコンサルタントです。
 
さて、私は小児科医です。
と言ったら、誰でも私のやってることをわかってくれます。
 
私は新生児科医です。
と言っても、あまりピンとくる人は少ないようですが、
NICUという赤ちゃん専用のICUで保育器に入った小さな赤ちゃんを診る仕事をしてますというと、まあおよそ想像がつくようです。
もっと簡単に説明すると、小児科の中でも赤ちゃん専門って意味ですというと、大抵わかってくれます。
 
私はラクテーションコンサルタントです。と言っても、
ほとんどの人がわからないでしょうね。
 
このラクテーションコンサルタントとは、簡単にいうと、母乳育児中のお母さんに寄り添って支援する資格です。とでも言いましょうか?
正確な定義はホームページにアップされていますが、なんだかわかりにくい日本語訳です。
 
以下抜粋
国際認定ラクテーションコンサルタント(IBCLC)とは?
IBCLCは、母乳育児を成功させるために必要な、一定水準以上の技術・知識・心構えを持つヘルスケア提供者です。IBCLCは予防的なヘルスケアに焦点を当て、産前・産後を通して自分でできる対処法(セルフ・ケア)を促し、母親が自分で意志決定をするよう励まします。また、病院、診療所、地域、開業などのさまざまな立場で問題解決法を用いてアプローチし、適切な情報提供や提案、適切な場への紹介を行ないます。
 IBCLCの資格は、アメリカに本部を置くラクテーション・コンサルタント資格試験国際評議会(International Board of Lactation Consultant Examiners)が1985年から毎年実施している全世界共通認定試験に合格することによって得られます。2015年末で世界102カ国に28,105人、国内では994人のIBCLCが、さまざまな母乳育児支援の場で活躍しています。この資格は、看護師、助産師、保健師、医師、ソーシャルワーカー、栄養士、理学療法士、教育者等の専門職をはじめ、母乳育児支援経験と確実な知識体系を持つ非専門家にも広く門戸 が開かれています。IBCLCは、IBCLCの「職務行動規範」と「業務範囲」「臨床能力」に基づき、適切なアプローチや情報提供などの業務を行います。
 
つまり、簡単に言うと
ラクテーションコンサルタント=IBCLCは
★母乳育児についての国際試験に合格した世界で通用する資格で、
★科学的根拠に基づく知識をもとに支援して、
★お母さんの自己能力を引き出すような寄り添い方をする支援方法をとるってやり方をします。
 
もうちょっと整理しましょう
IBCLCは
★母乳育児についての国際試験に合格した世界で通用する資格で、世界中の人を支援できます。
 (なんだか、英検は日本だけの資格だけど、TOEICTOEFLはある程度世界で共通する資格ってのと似てますね。)
★科学的根拠に基づく知識をもとに支援して、現在の医学で最新の情報をもとにケアを提供できます。
 (実は日本の母乳支援は支援者の個人の経験の元、個別にされているのが現状で、なので、人によって言うことが違う!ってのが良くある現状、それを統一した支援にしようということ)
★お母さんの自己能力を引き出すような寄り添い方をする支援方法をとる
 (日本の古来の良くあるおっぱいマッサージとかのように他人にやってもらって、引き出してもらうのとは違うってことで、母自身が自分でできるセルフケア能力を引き出すってことです。
 
なんとなくわかりました?
 
その日本代表の団体が
JALCと言います。
 
JALCとは?
またホームページから持ってきて見ましたが、よくわかりません。
以下抜粋
NPO法人日本ラクテーション・コンサルタント協会(Japanese Association of Lactation Consultants,以下JALC)とは、国際認定ラクテーション・コンサルタント(International Board Certified Lactation Consultant,以下IBCLC)及びその他の母乳育児支援にかかわる専門家のための非営利団体で、1999年1月に有志によって設立され、2007年1月に特定非営利活動促進法NPO法)に基づきNPO法人として認証されました。
 JALC会員への門戸は母乳育児の保護・推進・支援を行う人に広く開放されています。表決権はIBCLC会員のみとなっています。
 
私は二人を母乳で育てて、母乳の正しい支援方法を勉強して資格を得たので、
ちょっと曲がった支援方法がまかり通っている日本の現在の母乳医学を少しでも修正したいし
何よりお母さんと赤ちゃんたちにもっともっと楽しく育児してほしくて、
何か私にできることがないか、発信したいと
もがき始めました。
 
母乳だけが良いと押し売りする資格ではありません。
 
日本にはIBCLCとして母乳支援をしている人が、まだ1000人弱しかいません。
この1000人弱の中には、助産師、保健師、看護師、小児科医師、産婦人科医師などが含まれます。
日本の現職の助産師は2014年で33965人で
現職の看護師、准看護師合わせて1300万人ちょっとですから、
計算すると、ほとんどのお産を扱っているスタッフがIBCLCではないと言うことです。
IBCLCというものがなんなのか知らない医療者の方が多いでしょう。
 
私のもがいて一人でも多くのお母さんたちが、楽しく育児できることを願ってやみません。
 
 
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