小児科医ママの育児、子供、診療

小児科医ママかつNICUonline管理者の育児、診療日記です

子供が虫歯と言われた時のショック

我が子の虫歯は人ごとだと思っていた。 自分が虫歯知らずで育ってきたからなのか、 虫歯って特定の子供達の話だけだと思っていた。 我が子には 人並みの歯磨きと 人並みの口腔ケアをしてきたつもりだった。 小学校に入る長女に虫歯はない。 ちゃんと定期検診…

皮膚その② ヒルドイド大好きな患者さんたち

小児科医になって、正しい情報の取捨選択ができるようになってからもどうしても主観が混ざる医療がある。 それが皮膚の保湿 一定の患者さん達は(患者さんのママ達は)ヒルドイドが大好きで何かとついでに保湿剤の処方を頼んでくるまあ、言って見れば人気の…

おならは誰のせい?

昨夜、2歳が私に抱っこされたまま 「ブーっ」と派手におならをした。 6歳の娘が振り返って、 「今のおなら誰?」 と言ったところ、 2歳がすかさず、 「ママ!」 と答えた。 濡れ衣だ! 私じゃない! ってか、 おならを人のせいにするなんて、 その空気感 う…

赤ちゃんのスキンケアの話

先日の患者さんで 「病院で出された薬は怖いからやめて、姉にいいよって言われたスイスっぽいパッケージの無添加の保湿剤を塗っているんです」 と、ひどいよだれかぶれの子がいた。 写真はインターネット上に無料で落ちていたものを抜粋したものだけど、 昨…

歯の話

6歳の患者さんは我が子と同い年なので、とても興味深い。 永久歯が生えてくるのは 子供の成長を感じる一幕で、 とても感動的なことなんだけど 今日の患者さんは 乳歯の内側に永久歯が生えてきたことを心配していた。 こんな感じ 小児科は子供の何でも屋さん…

バレンタインとチョコと鼻血

2歳の息子はとてもイケメンで 親バカなママはメロメロである。 6歳の娘も2歳のイケメン弟にメロメロで バレンタインには大好きな弟にチョコをあげていた。 2歳のイケメンは、お姉ちゃんのチョコと、パパとママが職場からもらってきた義理チョコをたくさん食…

我が子の水疱瘡の経過

4日前に背中に一粒ニキビのようなものができていた。 なんだろう?冬なのに虫刺され?にしては変だな。と思ったけど、小さな一粒だし、特に気にもならなかった。 それから4日経った昨日、保育園のクラスで10人中3人水疱瘡になったという情報が流れて来…

男性のつわり

妻のつわりがうつったようになってしまう病気のようです。 Couvade syndrome(クーバード症候群)と言う病名がついています。 妻がつわりで苦しんでいる姿を見ると、夫の具合が悪くなってしまいます。 家族を支えるプレッシャー、父親になることへのプレッシ…

2歳の雪の反応

東京は大雪。 2歳児にはほぼ初めての大雪。保育園から一歩出た途端、真っ白な風景にまずはフリーズ。 次は、私にしがみついて雪を怖がる。 そのうち、はしゃぐお姉ちゃんに吊られて膝上まである雪の中に薄いズボンとフツーのスニーカーのまま飛び込んでいく…

病院のかかり方、診たい患者さんと診たくない患者さん

患者さんも医者も人間なのである程度相性がある。 その中でも、その受診の仕方じゃ、こっちだって診たくなくなるよ〜って方が時々いる 先日来院した原因不明の発達障害の5歳児の日常生活がうまくいくように、療育センターの手配、保健師訪問のなど、手配を…

病院のかかり方、どうしたいのか分からない患者さん

うつ病の知り合いから医師として相談を受けた。というか、文句を聞いた。 今通っている病院で、あまりウツが良くならないから他の病院を受診してみようと思って、とある大きな病院に行ったんだと。 僕は初めてその病院に行ったのに、長い待ち時間の上で先生…

お腹が痛いは=抱っこして

小児科学的には小児の『痛い』の訴えが正確になるのは5歳以上だと習った。 どういうことかっていうと、5歳未満の子が頭が痛いと言っても、本当に痛いのはお腹だったり、お腹痛いと言っても、お腹が具合が悪いわけじゃ無い可能性があるということで正確に自…

早く終わって(願)年末年始

1月4日。ようやく年末年始休みも終わり出勤。 職場の女子ロッカーではママさん女医たちが口々にどんなに年末年始が疲れる日々だったか、皆語り合っていて。私もいかに疲れたか聞いてもらってホッとする。 そう。 年末年始ってのは 母役と妻役と嫁役と娘役…

2歳の風邪

鼻水が出るのも、鼻が詰まるのも、咳が出るのも風邪を引いたせいなのに、アイツは全部ママのせいだと思っていて、一日中機嫌が悪く何をしてもギャーギャーと泣いていた 2歳のイヤイヤと重なってもはやどうしていいかよくわからない状態で 6歳の姉とママは…

Google home

6歳の娘がGoogle homeのオッケーグーグル!のCMを見てこれ欲しい!と言っていた。 意味わかってるのかなぁと思っていたが、 別のある日、私に『部屋を片付けなさい』と言われると 『オッケーグーグル! 部屋を片付けて!』と言っていた。 たいしたセンスだ…

10週5日

今日、無事に赤ちゃんは天に召されました。 最後の最後までママにしがみついて 結局、なかなか出てこなくて、自然流産ではなく、クリニックでの流産手術になりました。 赤ちゃんはみんなママが大好きだから、まだ離れたくなかったのかなと思って、 よく頑張…

クリスマスの朝

クリスマスイブは翌日が休みの金曜日か土曜日にして欲しいと思う人はきっと多いはずで プレゼントとの対応時間で朝の出勤や登校や登園に間に合わないとか そーゆーの、きっとどこのうちでもありそうで お友達のとこは、 サンタは時差があるから土曜に来ると…

息子は小さな恋人

先日、親族の結婚式に出席した際、 普段つけないスワロフスキーのキラキラしたアクセサリーをつけたところ、 『うわぁ!ママ、可愛い〜』と感激してくれる息子。 まだ2歳でうまく話せないくせに、 私のピアスを触りながら。 『ママ、これ可愛いね〜』を連発…

9週4日

最近は、もう何週かななんて思わなくなった。 つわりも引いてきた。 なんとなくの体調不良は残るけど、 ぐったりな日々ではなくて 娘と息子とのドタバタな日常が 毎日過ぎていく。 稽留流産ってはっきり診断されて1週間経ったけど まだ、ママと一緒にいたい…

今年のうちの子のインフルエンザ

うちの子はインフルエンザにはなりませんから。 って言ったら、 小児科医母が、何言ってんの!って笑い話になったけど。 でも、何故か、 かからない自信がある。 今年は、 初めは、保育園の同じクラスに数人、高熱で休んだお友達がいた。 後で聞いたら、イン…

予約時間

日本人はとても時間に厳しい人種で、 外来の予約時間に間に合わないと、 几帳面に遅れますとの電話をくれたり、 子供を抱えて、すみませ〜んっってな感じで診察室に来る方が多い。 人種差別になってしまうかも知れないけれど、 特定のお国の人は、 予約時間…

8週4日

今日は奇跡が起きる日! と、一人のママとして最後まで信じてあげようと思って、クリニックに行きましたが まあ、結果は奇跡は起きず そりゃそうだ。 とママとしての方ではなく、医者の私の方が一人ツッコミしながら 稽留流産の診断になりました。 胎芽は1…

父性について

小児科専門医の単位更新のために せっせとeラーニングで講義を聞いている今日この頃ですが その講義の中で、興味深い言葉がありました。 発達障害の臨床みたいな内容の講義でしたが 『父性は、母と子の関わりを見て初めて生まれる』と。 母性は赤ちゃんがお…

8週0日

忙しくってなかなか帰ってこなかった旦那に、 お腹の赤ちゃんどうなっちゃうんだろう?と聞いたら 後ろ向き思考だと Th2陽性T細胞優位になって、妊娠しにくい体質になっちゃうから 前向き思考じゃなきゃダメだと 変な励ましをもらった。 それさ。 患者さん…

7週6日

6歳の娘に弟か妹かもう一人欲しい?と聞いてみたら、 『欲しいに決まってるじゃん』 と返ってきた。 弟いるのに、もう一人?と聞くと、 『たくさん欲しい、そして私がお世話するんだ、保育園のお迎えとか行ってあげるからね』 と楽しみにしている。 もう一…

7週5日

赤ちゃんは厳しい状態です。 ってのは、あまりにも曖昧な言葉なので、 クリニックの主治医に 『通常の患者さんなら(私が医者じゃなかったら)同じ状況でどうするんですか?』 って聞いて見た 通常の患者さんの場合には、 不妊治療の末、苦労して心待ちにし…

7週4日

やっぱり、胎児心拍はなかった。 先生は、かすかに心拍があると言っていたけど、 母体の心拍と同じくらいで、赤ちゃんとしてはかなりゆっくりな心拍で不整脈のように見えると言っていたけど(=異常な心拍) 私には、全く見えなかった。 ひいき目に見ても、…

7週3日

結局お腹の中の子はどうなったかわからないけど悶々とした1週間を過ごした。 体外受精の場合、日にちや週数のズレは全くないから、6週5日で胎児心拍が見えなかったことは、かなり医学的に厳しい。 という結論は変わらない。 明日の検診で、稽留流産と診断さ…

↓に思うこと

T

ご無沙汰、Tの記事。 ↓の記事(メインで書いているもう一人のママ女医Kの記事)を読んで。 旦那さんの発言を読んで、涙が出た。 こういう時(妻の胎児心拍が確認できなかった)、世の旦那はなんて言うんだろって、思ってた。 「大丈夫?」と心配する夫。 「…

妊活について

私はなんのために医者になったのか、 漠然と考えることがある。 患者さんが笑顔になると、それはとても幸せな気持ちになる。 もちろん、そういう理由もあるけど 小児科医になったのは、本能的に自分の子供のことすべてを分かりたかったから かもしれないと思…