小児科医ママの育児、子供、診療

小児科医ママかつNICUonline管理者の育児、診療日記です

病院のかかり方、診たい患者さんと診たくない患者さん

患者さんも医者も人間なので
ある程度相性がある。

その中でも、
その受診の仕方じゃ、こっちだって診たくなくなるよ〜って方が時々いる

先日来院した原因不明の発達障害の5歳
児の日常生活がうまくいくように、療育センターの手配、保健師訪問のなど、
手配をしたところだけど

療育は嫌だと涙されていたお母様がいた

よくよく話を聞くと、
療育の担当者はチャラいから信頼できない
と外見から受け入れられない様子で、
療育の児童精神の先生には、
自分の子供のできないところばかり強調されて、
ひどい言い方をされたとのこと

うーん。

私はよくよく話を聞いた。
よくよく話を聞いたんだ。
でも
お母さん、
正直、あー言えばこー言うタイプ。
こちらが良かれと思って提案する内容に
ハナっから、受け付けないのか
そりゃまぁ、こちらを責めるような文句が多い。

こっちだって、
そんな言い方されたら、
一生懸命診てあげようという気を削がれるよ。
という気にさせる。

つまり、
我が子に突きつけられた明らかな『障害や遅れ』の事実の需要が
まだできなくて
どこかで否定したい思いが
医療サイドへの反感に変化して
ぶつかってくるんだと思う。

でもさ、お母さん。
それってどうにもできないんだよ。
特効薬のない事実もあるんだよ。

家族や病院、サポートする地域、みんなで乗り越える問題なんだけど。

周りに
助けてあげよう
という気を削ぐような態度だと
前には進まないんだ。

どうやってそれを伝えたらいいのか
私には
まだ分からなくて

話を聞くだけだったんだ。

 

発達障害 #発達障害の需要 #療育センター #人を外見で判断しない

#あー言えばこー言う #話を聞いてあげよう #事実が受け入れられない