現役小児科医ママがおすすめする、親子でHappyな育児法!

小児科医ママかつNICUonline管理者の育児、診療日記です

いい小児科を見つける秘訣。自分の子供のことだから、お母さんが自分で選ぼう。

すごく極端な話で
独断と偏見が混ざるかもしれません。
 
 
1歳6ヶ月の集団乳児健診で
発達障害を疑われた患者さん(お母さんと子供)が
私の外来を受診しました。
 
私はそんな時、乳児健診で異常を指摘されたお母さんに
お母さんの気持ちを聞くようにしています。
 
『健診でそう言われて、お母さんは実際どう思いました?』
と。
 
ああやっぱり、うちの子、そうだったのね。と思いましたか?
え?家ではいつもできるのに健診の時だけできなかっただけなのに。とイラッと感じましたか?
それとも、全く気がついていなかった点を指摘されて、
そうかもしれない、と思い不安になっているところでしょうか?
 
お母さんの気持ちに寄り添った上で、
なぜ、お子さんが健診でそんな判定をもらってきたのかを説明すると
しっくり来る方が多いようにも思います。
 
白衣を着た人の言葉の影響力はとても強いので
患者さんはいろんな形で影響を受けて、
時に本来の自分を見失いやすい状態になってしまうことがあります。
 
そんな時、どんな人の言葉を信じたらいいんでしょう。
 
私は『信頼できるかかりつけの小児科』を探す際に
キャラの会う先生がいい。
と思うんです。
 
そう、医者と患者さんは人と人なので、
やっぱり相性の合う人、合わない人がいます。
その中で、
キャラの合う人は
ある程度、阿吽の呼吸で通じやすいし、
逆に、キャラの合わない人に、言われたことは心に染み込まないものです。
なんとなく納得できず、モヤモヤした気持ちを抱えながら
でも、医者に言われたことだし。
という気持ちを抱えるのは、あんまりいいことではありません。
 
基本は
しっかり説明してくれる小児科医
子供の目線で見てくれる小児科医
であることも、もちろん大切ですが、
 
この人の言うことはいいことも悪いことも『すっと入ってくるな。』と感じるキャラの合う医者がいいでしょう。
 
 
もしかして、一番家から近いクリニックじゃないかもしれませんけどね。
 
 
#かかりつけの小児科 #キャラが合う人 #小児科探し #小児科クリニック